家賃交渉のコツは?

交渉出来るものは家賃、礼金敷金の3つです。このうち敷金はあまり得がありません。基本は返ってくるものなので、これを下げても初期費用は下がりますが、実質的な得にはならないからです。

残るポイントは家賃と礼金の2つ。よほどの事がない限り、どちらか片方しか下げてもらえません。そして、家賃交渉を行う際には鉄則があります。

それは必ず合計支払金額で計算することです。

どういう事かというと、部屋の賃貸契約は2年間が基本になるので、交渉する際は必ず2年間、24ヶ月で計算するということ。では具体的な数字に直していきます。

例えば家賃62000円の物件を借りるとして、敷金1ヶ月、礼金2ヶ月の条件とします。そこで60000円にならないかと、お願いして下がったとします。
すると『 2000円×24ヶ月=48000円 』になります。

礼金が2ヶ月から1ヶ月に下がると『 62000円÷24ヶ月=約2583円(毎月) 』になります。比べてみると、なんと2年間で約13000円もお得になってます。

どっちが得なのかは、合計支払金額で計算すれば一目で分かります。家賃を下げることばかりに目がいってしまい、肝心の合計支払金額を忘れてしまう方が非常に多く、結果あまり得をしていません。必ず、合計支払金額で計算しましょう。

家賃交渉は気に入った物件があれば、本格的に取り組む前に、それとなく営業マンに探りを入れてみると、絶対応じてくれない物件が分かります。そこであいまいな答えが返ってくれば、押してみる価値ありと判断できます。

家賃交渉の成否は、担当の営業マンの力量にも左右されるので、担当営業マンの質を見極めることも重要です。やるからには成功させましょう。

ワンポイントアドバイス
大家さんは毎月入ってくる家賃収入に対しては、かなり気を使っています。建物をローンで建てていれば、その収入で返していくので当然のことです。

しかし、多くの大家さんは礼金というものはあまり意識していません(あくまで家賃に比べてという意味で)。比較的簡単に下げてくれますの狙い目です。

家賃交渉のコツは、値下げ交渉が成功したら『 即契約する 』という条件を、借りるあなたからも出す事!これは必須です。

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